【少年サッカー】スクールとは?サッカーをはじめてみよう!

【少年サッカー】スクールとは?サッカーをはじめてみよう!

将来なりたい職業で常に上位にランクインするようになったサッカーは、今では日本国内のスポーツ人口で野球を超える人口となり、子ども達にとっても人気のスポーツです。「保護者の当番が大変そう」「遠くまで試合に行くのが大変そう」「うちの子が本当にサッカーを続けられるか不安」などが原因で子どものサッカーに一歩踏み出せない保護者の方もいるかと思います。たしかにサッカーをはじめると保護者に負担はかかりますが、やる気がある子どもの成長を考えると保護者の負担が原因でサッカーができないのは、ちょっともったいないと思います。

保護者の負担を軽減しつつサッカーを始めてみて、子どもの成長を見て感じてみるには「スクール」がおすすめです。「スポーツ少年団」「クラブチーム」とは違う形態でサッカーをはじめやすいのですが注意が必要ですので、今回「スクール」について紹介をしていきます。

1番の特徴。チームではないので試合が無い、サッカー版の塾みたいなもの

12歳以下の小学生のサッカーチームは、JFA(日本サッカー協会)に加盟して「4種登録」というのを基本的にしています。これはJFAの規則に従い活動しているチームで、市大会・県大会などの公式戦に参加ができます。逆に「4種登録」していないチームは出れない試合もあります。ちなみに「1種」はJリーグ・JFL・社会人などの大人のチームが登録するものです。

スクールはサッカーを習う塾のようなところで、チームとしての活動は無く対外試合も無いのが基本になってきます。スクールによってはイベントみたいな感じで試合をすることもあるみたいですが、選手登録をしないので公式戦のようなちゃんとした試合はないです。

習い事としてサッカーをやってみようというスクールから、所属チームとは別で本格的な練習をしたい子どものためのスクールもあります。また、クラブチームが運営するスクールはレベル別でクラス分けをしていてステップアップしていけるような形態もあります。この違いはWEBサイトやお問い合わせをする等で、事前に把握しておいた方が良いでしょう。

月謝、初期費用

スクールにによって変わってきますが、月謝は週1回で6000円くらいでしょうか。初期費用はチームの指定練習着があるようなところだと10000円を簡単に超えてくるでしょう。Jリーグの下部組織など、ネームバリューがあるスクールほど初期費用が高めになってきます。ネームバリューと言えば、長友選手のような現役選手が運営に携わっているスクールもあります。こういうスクールも高めになってきますが、しっかりとした指導を期待ます。

活動日、時間、練習場所

ここが保護者の負担を気にされている方にとって一番のメリットになってきます。基本的には平日の放課後に通います。自前のグラウンド、もしくは決まったグラウンドを借りて運営されているので、練習場所は毎回同じで時間も同じ。一般的な習い事みたいに高学年になったら子どもだけで行くこともできます。

駅から近い場合もあり、室内だと天候に左右されないですし、駐車場をしっかりかまえていることもあります。グラウンドの場所によっては送り迎えという保護者の仕事が発生しますが、サッカーをやるとなると1日がかりで家族全員でサポートしなければならないというイメージとは違い、安定してサッカーを子どもにやらせることができるので日常生活への影響が少なく済みます。

保護者の仕事

送り迎えがあるかもくらいで、現地に行ってしまえばあとはスクールにお任せできます。保護者の負担はほぼ0と思って良いと思います。習い事という意味では、他の習い事と同様に保護者としての責任はそれなりにありますので、完全に手放しにはできないでしょう。

スクールのメリット、デメリット

メリット

1番のメリットは、やはり、決まった時間に決まった場所で安全面にも配慮された環境でスクールにお任せできるところだと思います。保護者の負担も少ないですし、サッカーをやってみたいというチャレンジする気持ちがある子どもに、とりあえずやらせてみるにはちょうど良い形態です。

スクールで習う内容については、ご自身の目で確認していただくしかないと思います。実際にやらせてみて「もっと本格的にやらせてみたい」「家族みんなで応援したい」など次のステップに進めそうになったら、「スポーツ少年団」「クラブチーム」にまずは体験に行ってみるのが良いと思います。

デメリット

スクールによりますが、指定の練習着などの初期投資が高くなる可能性があります。保護者の負担が楽になる分、お金で解決していると思って良いでしょう。

あとは、個人の考え方によりますが対外試合が無いというのが大きなデメリットになってくると思います。スクールの友達とボールを蹴っているだけで満足なら良いですが、やはり、頑張って練習したことを出す場所があった方が子どもにとって良いでしょう。試合で点を入れられた、試合で勝ったという自分の力で手に入れた成功体験は、子どもを大きく成長させることができます。

まとめ

サッカーをやるには保護者の負担は気になりますが、やる気のある子どもをあきらめさせるのはもったいないので「スクール」という形で1歩踏み込んでみて様子を見てみるのも一つです。

無料体験をどこのスクールもやっているものです。地域によっては選択肢が少なくなってしまうかもしれませんが、近くのスクールをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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